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私には一筋の光明が見えてきたように思えたうれしいニュースだ。
「富国有徳論」(紀伊国屋 1995)を引っ張り出してきた。
≪新しい社会をになう日本人をどのように形容すればよいでしょうか。男性、女性を問わず、世俗にあって廉直な心を持続する者のことを「士」、豊かな物の集積を「富」と名づければ、新日本の建設のために、両者を兼ね備えた「富士のごとき日本人」こそ、めざすべき新しい日本人、いや、とり戻すべき本来の日本人の姿でしょう。≫(『提言・富国有徳の国づくり』)
これほど骨太なビジョンがあろうか。「廉直」という言葉がいい。「心が清らかで私欲がなく、正直なこと。」という。日本の政治がもう忘れかけていたものだ。15,000票という僅差の勝利。日本が日本であるために首の皮一枚でつながった。川勝氏は今の日本、われわれの世代の中で最も優れた知性と思えていた。雑音に惑わされず、静岡に”日本の理想”を実現するために邁進されることを心から期待したい。そしていずれその成果を国政に。あせらずあわてずじっくりと。
あらためて「富国有徳論」を読んでみることにします。
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