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初めて書き込みます。
今年の10月、銀座のレストランで初めて山口いづみさんのライブを見ました。もちろんお目当ては、雑居時代の主題歌です。
オープニングは、「緑の季節」で、その後はジャズのスタンダード曲が続き、はたして「そよ風のように」を歌ってくれるのかという一抹の不安がよぎりました。
第2部に入っても、一向に歌う気配がないので、やはりこんな場所では、昔のテレビ番組の主題歌は相応しくないと判断して、歌う予定はないのかなと思いました。
しかし、終盤近くになり、「これからは、皆様、お待ちかねの曲」という言葉が飛び出し、いよいよ「そよ風のように」かという期待が高まりました。
でも、ここにいるお客さん全員が、「雑居時代」のファンとも限らないので、なにか別に山口いづみの超定番曲でもあるのかという不安が拭いきれませんでした。
しかし、本編の最後に、「雑居時代のテーマソング」という言葉の後に、ついに歌ってくれました。最初はキーを下げたスローテンポで、その次にオリジナル通りのアップテンポで。流石にオリジナルキーでは高音がきつそうでしたが、初めて生歌で「そよ風のように」が聴けて、大満足でした。
いづみさんは、「ここにいるときは、みんな10代だもんね」と嬉しそうに言ってましたが、私にとっては、いづみさんはフーコのまま時間が止まっているので、「ここ」にいなくても、永遠の19歳だと再認識しました。
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